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2008年08月05日の日記(宮崎駿という職人)

 いや~、今日の昼間はすごかったですね、雷。

 あちこちのビルの避雷針にどっかんどっかん落ちていた気がします。

 都市型水害の恐ろしさを改めて示す、痛ましい事件もありました。

 そういった天候もあり、帰路の中央線は大きく混乱。
 始発の東京駅から乗ったため、3本待ちで座ることは出来たものの、すし詰めの熱気で、JRの強力な冷房もかなり威力を減退させられていました。
 さらに、時間調整の連続で、珍しく相方に先んじて帰って洗い物と炊飯をしておくつもりが、何のタスクも達成できませんでした。ごめんなさい。

 昨日と同じく、通常の番組編成なら、毎週楽しみにしている「爆笑問題のニッポンの教養」の放送日なのですが、しゃべらナイトと同じく特番でお休み。

 で、その特番が、、、

 「プロフェッショナル仕事の流儀スペシャル▽宮崎駿のすべて~“ポニョ”密着300日

だったものですから、はじめは我慢していろいろ片付け物をしなければと思っていたものの、ふと画面を見たが最後、結局最後までテレビにかじりついていました。

 観ていて一番心に残ったのは、デスクに向かう宮崎監督の顔つき、目つきでした。

 表現者としての物事の捉え方のもととなった子ども時代や、お母さまとのエピソードにももちろん心を打たれましたが、そういった波乱万丈伝的なエピソードだけであれば、後で本やネットで読めばいいやと思っていたかもしれません。

 そういった経験、体験自体は、深みや奥行きを形づくる重要な要素であるにせよ、そのことが宮崎駿を稀代のアニメ監督足らしめる決定的なものであるとは思えないのです。
 子ども時代の環境や、家族との関わりから生じる様々な鬱屈、欠落感は、決して一部の人だけの特別なものではありません。また逆に、あらゆる面で満たされ、不足のない子ども時代を過ごしたという人であっても、そこにはまた異なる苦悩があるものだと思います。

 私は、この番組の優れていた点は、密着取材として、ひたすらデスクに向かって苦悩する監督の姿をそのまま流すことに、多くの時間を割いていたことだと思います。

 監督の表情、眼光、そして手から、ブラウン管(うちはまだ厚型テレビなの)を越えて伝わってくる作品づくりの姿勢。その、プロデューサーでもなく、製作スタッフを統べるマネージャーとしてでもなく、どこまでもどこまでも職人としての気迫を前にして、私は身動きが取れなくなったのです。

 今回はまさに「プロフェッショナル 仕事の流儀」のスペシャルに相応しい内容でした。

 あー、「崖の上のポニョ」もう一回観たい!


(追記)
 宮崎監督の咥えタバコのスタイルが、「スカイ・クロラ」の登場人物の咥えタバコの仕方にそっくりだということに気付きました。
 押井監督、意図してのことかな?それとも、一般的なスタイルなのでしょうか。

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